フランス語の前置詞「en」の使い方

Q&A

質問: なぜ「en」が使われるのか?

質問では、「Tu vas à la bibliothèque ? — Non, j’( ) reviens juste maintenant, je viens d’y passer trois heures.」というフランス語の文の括弧内に入る前置詞が「en」になる理由についての解説を求めています。

解説: 前置詞「en」と「y」の使い分け

「à la bibliothèque」という表現に対して通常「y」を使うため、一見すると「y」が適切に見えますが、この場合は「en」を使います。これは、「revenir de」(~から戻る)という動詞の特性に基づくものです。

フランス語では、「revenir」や「venir」といった動詞の後に場所を示す場合、「de」や「d’」が使われます。したがって、前置詞「de」を含む場合は、これを「en」に置き換えます。このため、文全体は「Non, j’en reviens juste maintenant, je viens d’y passer trois heures.」(いいえ、ちょうどそこから戻ったばかりです、そこに3時間いました)となります。

「y」の使い方

一方、「y」は「à la bibliothèque」のような「à」で始まる場所や目的地を指す場合に使います。文脈によって、「y」か「en」を選択する必要があります。

まとめ

この文では「revenir de」という動詞の特性から、「à la bibliothèque」ではなく「de la bibliothèque」を意味する「en」が適切です。「y」は「à」に関する表現に使うのに対して、「en」は「de」に関連する表現で使われます。

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